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アメリカ人の悲劇

自己防衛の目的で家庭によっては銃を所持しているアメリカ。
子供は絶対に銃を隠している場所を知らないと大人は思っていても、好奇心旺盛の子供と言うのは、家のあちこちを調べてまわるもの。かくれんぼごっこをしていて、銃を偶然に見つけ、いじっているうちに暴発すると言う事件が後を絶えない。

ある日、友人が人の家に招待された時のこと。大人が、楽しいおしゃべりに夢中になっていると、突然、家の奥からガッシャーンと何かが壊れる音がしたそうだ。友人は、あわててその音の方向へ走っていった。
すると、友人の子供が寝室の化粧台の上に飾ってあった置物を落としてしまったらしい。
家の主は、「子供のやることだからと心配しないで」と言ってくれたけれど、その後の言葉が友人は気になったらしい。
「ここのクローゼットにはピストルを置いてあるから、子供が入らないように気をつけてね。」
もし、自分の子供が銃を見つけて遊んでいたとしたら、、、。友人はそれ以来、人の家へ子供を遊びにいかせるのを躊躇するようになった。

アメリカで最も安全で住みやすい都市としてランクインされたことのあるシアトル。
普段は、何の危険性も感ずることなく生活しているけれども、子供への銃に関する話はきちんとしておこうと思うようになった。

アメリカ人の悲劇町中を運転していてよく目にする GUN SHOP と言う看板。アルファベットを習い始めた息子が「G, U, N, S, H, O, Pってなに? 」と質問しているのに、聞こえなかった振りをしてしまう。
(2000年1月)

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