ちむどんどん

日本の産業を支えたい、素晴らしい製品を作る製造会社に海外でも頑張ってもらいたい、、、。

これってきっと日本が恋しいという気持の表れなのかもしれませんが、
在米生活が長くなって来るにつれ、日本のいいものをアメリカに紹介したい、広めたい、という思いがどんどん募って行きました。
今の仕事はまさにその気持を活かしてくれています。

日本のある老舗の製茶会社がシアトルで日本茶を売り始めました。
そのお手伝いをしています。

シアトル支社の立ち上げを一緒にやってくれる人材を探していた社長にお会いしたのが約一年前。
直感で「これは行ける！」って思いました。
文句無しに美味しかったんです、お茶が。

• 日本の良いものは、外国人にも分かる。と私はそう信じています。
• それに、常々、「アメリカには美味しい緑茶が本当にないなぁ、、、」って思っていました。
• 加えて、カテキンが注目されているところのアメリカの緑茶入り飲料ブーム。
• また、私はもとから紅茶、中国茶、緑茶、マテ茶、、、と、とにかく「茶」が付くものは好きな質。
• おまけに、日本の製造会社が人材を探しているではないですか。
私の中で点と点と点と点と点が繋がった一瞬でした。





アメリカでは、苦い、おいしくない、という印象の緑茶。
グリーンティー飲料と言えば、砂糖の入ったジュースの様なビバレッジが人気です。

本当においしい緑茶の味を知ってもらう為に、様々なトレードショーへ出展し、マーケティング活動を行い、数えきれない程のコールドコールをし、優秀なセールスレップと綿密に連携し、丁寧なカスタマーサービスに努め、製品を英語で説明。

地元のお客様だけではなく、遠くはフロリダからも注文が入るようになり、販売してくるようになった小売業も増え、カリフォルニアのある高級スーパーチェーン店でも扱われるようになりました。
飲んでみて納得するのでしょうね。
徐々に、確実に、日本茶の味を理解できる人が増えて来ています。

「あ〜おいし♡」とせんべいをポリポリ食べながらお茶をすするアメリカ人の姿が珍しくなくなるかもしれません。