ちむどんどん

今年は、バレンタインデーが旧正月と重なっていますね。
今晩は、夫の実家でお祝いをすることになっているので、
一日早く夫婦でデートをしてきました。

夫が「久しぶりに行ってみよう！」と車を走らせた先は、
二人が学生の頃に食べに行ったお気に入りのチャイニーズレストラン。
なんと、２５年前の話。

「まだあるかなー、、、」と夫
「、、、もうないんじゃない？」と私

レストランがあったあたりは、新しいコンドやお店が並んでいて、
だいぶ様子が変わっていました。

「あ、あった！」

でも、外から見た雰囲気は、建物自体がもうヤバいくらい古く
食事しているのは白人のお客さんばかりで
（中国人が入らない店はマズいって事だから気になる要素）、
「入りたくな〜い」って気持ちになってしまいました。

「やめようよ」と私。
「いや、ここまでせっかく来たんだから入ろ」と夫
「おなか壊したら、ま、そん時はそん時さ。思い出の場所だし」
「、、、、、、、、、」

夫の後ろから５メートルくらい離れていやいや入った私ですが、
中国語で書いてあったメニューと中国人のウェイトレスを見て安心。

店の中は昔と変わらず、（夫いわく）
２５年前によく二人で座った場所（らしい）に座りました。

夫は、最後にここに来た時は、他の友達二人を連れて来たこと、
注文したものや会話まで覚えていてビックリ！
私といえば、記憶に何にも残っていませんでした。
「おまえって、ほーんと忘れっぽいよな」
「、、、、、、、そこまで覚えている人の方が珍しいんだよ」
「じゃあさ、この指輪。何周年目の結婚記念日にあげたんだっけ？」
「３周年」
「違う。一周年！」
「、、、、、、、」
「あ〜がっかり。」
「私はね、三度の出産の時に記憶力も一気に押し出しちゃったの！」
「、、、、、、、」


夫は、ウェイトレスがテーブルに来る度に、
学生の頃によく来たレストランであることや
もう今は３人の子供がいる事を話していました。
ウェイトレスは、もうオーナーはとっくの昔に変わっているけど、
秘伝のレシピは受け継がれた事を教えてくれました。

ほんとその通りで
味は、変わっていませんでした。（それはなぜか覚えていた私）