ちむどんどん

シアトルに来てから、グラフィックデザイン／イラストを在宅で始めました。
沖縄の広告代理店にいた頃は、グラフィックデザインって手作業だったんです。
グラフィックアプリケーションとコンピュータの発達のおかげで、デザイン界はものすごい変わったもんですよね。

SOHOをするようになったのは、やはり、子供のことがあるから。ところが、２００１年、もう一人生まれました。また、男の子です。

SOHOを初めてはや５年も経っちゃいました。

朝起きてパジャマのままでコーヒーをすすりながら仕事に取りかかれると言うこのスタイルに、
どうもはまってしまったかもしれない。

気の向いた時に朝食をとり、
子供の送り迎えをし、
おむつを替えながらデザイン案を考えたり、
休憩がてらお買い物に出かけ、
夕飯作りの合間にデザイン作業を進める。
ガソリン代、通勤時間、保育園費がかからない。


でも、、、
在宅の仕事もそれなりにストレスは大変。

自分でマーケティング/営業しないといけないし、
クライアント見つけないといけないし、
グラフィックデザイナーだと自分のバリューを主張しなくちゃいけないし、
それを英語でやらないといけないし（ドキドキ）、
経理っぽいことも自分でしなくちゃいけないし（ここは少し自信無いけど）、
運動不足になりがち、こもりがち。

そして、はっきり言って、自分の時間が無い。

お母さんがいつも家にいるので、子供が頻繁に来て全然仕事が進まない（涙）
家庭のことも仕事のことも両方背負ってしまうから、境界線が無いのが辛い。
ストレスはすごく膨れ上がってしまいます。

外で仕事しようが、在宅だろうが、肝心なのは時間のけじめなんですよねー。

「あともう少し、もう少しだから...」と仕事をしていると、
お腹をすかせた子供達と山積みになっている洗濯物と食器に囲まれて
夜の９時近くにパニックになってしまうのです。（反省）

でも、子供達との時間をキープしながら仕事がしたいと言う人には、
やっぱりSOHOは理想の形かな。
（２００４年８月）